『手紙』『容疑者Xの献身』『トキオ』

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広末涼子主演映画っていうことで読んだ「秘密」が自分にはどうも合わず…(父娘の近親相姦みたいなのが生理的にダメだった)
それ以後ずーーーーっと東野圭吾は読まなかったんですが、暇つぶしに『手紙』を文庫本で読んだら面白かった。頭があんまり疲れないし。

『手紙』はミステリーとかじゃなくて「自分のせいじゃない不幸」みたいなのに全員がそれぞれに折り合いをつけていく話。
『容疑者Xの献身』は献身さえも報われない(ああなってもらわないと真の犯人は罰せられない…んだけどもこのトリックは…いいんだろうか…)。
『トキオ』は…意味の無い人生なんかないよ、っていう物語かな。『バックトゥザフューチャー』的に、息子が父を助けに行く話だけれど、その息子は当時の父親の年には既に死んでいるという。
父親を助けても「いい方向」に人生が好転するわけじゃなくて、ただ「遺伝性の病気で若くして死んでしまう息子が生まれる」だけなんだけど。

他にも『殺人の門』とか『探偵ガリレオ』も読んだんですが、ものすごく…後味激悪なので…おススメはしないかなぁ…
『トキオ』もよく考えると「難病で若くして死ぬ」っていうだけの話に要約できちゃうんだけど…

人情話のようでいながら後味悪い。
宮部みゆきやキングみたいに「家族の救済」みたいなのも無い。(私には無いと思われた)
続きはどうなるんだろーと思わせるけど、最後まで読むとどんよりするのが大半っていうのがなぁ…

実際のところ現実なんてどんよりしてるもんだと思うんですが、せっかくだからフィクションは楽しい方がいいなぁ…特にSFミステリーとかの「種明かし系」は爽快な方がいい。うーむ。
次は何を読もうかなぁ。

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プロフィール

末広ちかげ

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秋葉原のコンテンツ制作会社で三年くらい事務員兼雑用として勤務した後、自分探しと婚活の長い旅に出る。その過程で数々の仲間を得たり、ドラマチックなイベントもあったりとRPG並の波乱かつ脈絡のない人生を継続中。未だ結婚する気配はない。
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